◎虫歯治療について知ろう
○虫歯って何?
歯科といえば、虫歯でかかることの多いお医者さんです。
しかし、虫歯とは一体どのような状態なのか、皆さんはきちんと理解をしているでしょうか?
虫歯のメカニズムが分からなくては、歯科医院へ足を運ぶタイミングや、歯科でどのような治療が行なわれるのかということが分からず、さらに不安が強まってしまうことでしょう。
歯科を上手に利用するためには、まず虫歯の概要についてよく知っておく必要がありますよね。
そもそも「虫歯」とは、口腔内にミュータンス菌と呼ばれる細菌が増殖し、それらが発生させる酸によって歯が溶かれている状態です。
菌が発生させる酸によって歯が侵食を受けている状態は「う蝕」、そしてそれがさらに悪化して穴が開いてしまっている状態は「う窩」と呼ばれ、それらの程度は「C1」~「C4」というレベルによって表現されます。
まず「C1」は、虫歯の初期段階であり、歯のエナメル質が酸によって溶かされはじめている状態です。
この段階では自覚症状がなく、虫歯になったという事実にほとんどの人は気づきません。
しかし、既に虫歯の周辺は柔らかくなっており、急激に進行していく恐れがあります。
次の「C2」は、虫歯の中期にあたる段階であり、う蝕がエナメル質を貫通して象牙質内に及んでいる状態です。
この段階になると、冷たい飲食物が染みる知覚過敏の症状が表われはじめ、その後徐々に何もしていない時でも痛みを感じるようになります。
「虫歯になったかも?」と多くの人が気づきはじめるのもこの時期と言えるでしょう。
次の「C3」は、虫歯の後期にあたる段階であり、う蝕がさらに進んで「歯髄(歯の神経)」にまで及んでしまった状態です。
ここまで進行すると、冷たいものだけでなく温かいものまで染みるようになり、何もしていない時の痛みもさらに強くなっていきます。
最後の「C4」は虫歯の末期にあたる段階であり、歯冠(歯肉から出ている歯の部分)の大部分が溶けてなくなり、歯根のみが残っている状態です。
この段階に達すると、歯髄はすでに破壊されているため痛みを感じなくなっています。
しかしながら、実際には虫歯だけでなく歯周病も併発している状態となり、残念ながら治療を施しても歯を残すことは難しくなることでしょう。
虫歯にかかっているすべての歯が抜歯の対象となり、抜いた歯の部分は義歯などで補います。
はじめて歯科ガイドは、歯科について解説しています。
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